房指輪(フサ イービ ナギー)
房指輪は7つのモチーフに彩られた銀の指輪。
婚礼の際に「娘が一生、来世も守られ、幸せでありますように」と願いをこめ、親から娘へと贈られてきたものです。
モチーフはそれぞれに縁起の良い意味が込められています。
古典女踊り(手踊り)の場合に中指にする小道具。
うず巻きや雲が浮き 彫りされた幅三分くらいの銀平打の指輪。
房には雲・魚・鳥・蝶・曲玉等がかたどられています。
昔の沖縄で主に貴族の婚礼に用いられていた指輪です。
【七房のモチーフの意味】
・扇 末広がりに栄えますように
・花 花のように華やかに暮らせますように
・魚 食べものに困りませんように
・葉 着るものに恵まれますように
・ざくろ/灯明 家族愛と先祖崇拝 歩む道が明るく照らされますように
・桃 不老長寿 健康で長生きできますように
・蝶 天国の死者 来世も幸せでありますように
【大切な人へのプレゼントにも!】
沖縄の伝統工芸、金細工のアクセサリーは大切な人へのプレゼントにも人気です。
房指輪はかつて親から娘へと贈られるものでしたが、現代ではエンゲージリングとして買われる方もいらっしゃるのだそう。
誕生日のプレゼントにしても素敵ですね。
縁起の良い金細工は、琉球舞踊の小道具の1つだけで無く、幸せを願う心が伝わるアクセサリー。
沖縄観光のワンランク上のお土産や記念品としてもオススメです!
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