三線のチーガ(太鼓)部分に張るヘビ皮の加工方法をご紹介!

沖縄三線は蛇の皮を使用して造ります。
人工皮、という合成の皮を使用する事や、人工皮と本皮両面使った二重張りという張り方もありますが、やはり本皮の三線の方が、繊細で綺麗な音色が響きます。
当店ではベビ皮の加工から行っていますので、本日は加工方法をご紹介いたします!


平均3メートル、長くて6メートルにもなるビルマニシキヘビなどの蛇皮を使用しております。
長ーい蛇皮をカットし、水につけ、裏に付いている余分な皮をはがして、いい音が出る様な三線皮に仕上げていきます。
実は何とも言えないスッゴイ匂いなんです!!!(;・∀・)



綺麗な音色の三線に仕上がるように余分な皮に付いている肉を剥がし 板に貼り付け、4、5日干します。
すると、ビックリする程生臭かった臭いも消えて、鱗も綺麗な皮が仕上がります!
この仕上がった皮をチーガ(三線の太鼓)に張り付けチーガは完成します!


いつも三線を作ってるスタッフさんに頭が上がりません!
そして、蛇サンに感謝です!
三線に仕上げて皆様に弾いて貰える素敵な、カッコイイ三線にします!!